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執筆者の写真有ノグチ電器

掃除機

更新日:2021年8月24日


ダイソンの掃除機から火がついて、各メーカー、コードレスのスティック型掃除機を売り出し 今やキャニスターよりもスティック型が主流になりつつありますね。

吸引力の強さはやはりキャニスター型なんですが、階段などではスティック型の掃除機って便利ですよね。

以前書いた、洗濯機の縦型とドラム式の話にも似ていますが、実は両者 得意不得意があります。

なので、実際にはメイン掃除機にキャニスター型を一台、サブにスティック型を持っておくのが一番理想的ではないかな?と思います。

ただ置き場所がない!という時は、ご自身の生活スタイルによーく照らし合わせてどちらにするかを考えられるといいと思います。


例えば、あまり仕切りなどもないような開放的な平屋にお住まいだとします。

そうすると キャニスター型一台でも十分といえます。

ただもし、入用な場所にコンセントがなくて…コードをいっぱいに伸ばしても掃除機ノズルが届かないようじゃ困りますね。

そんな場合はコードレスのキャニスターかスティック型の掃除機が必要になるかもしれません。それかその場所だけ箒で掃く??


もしスティック型一台で家中を吸いたい!と思ったとき、大事なのはバッテリーの稼働時間と吸引力ですね。

大概の機種はカタログに充電にかかる時間とその連続使用時間が書いてあります。

吸引力に関しては、目安として吸引仕事率のワット数が高いほど高い、となってます。

キャニスター型は5~600Wにたいしてスティック型は100W程度で、あのダイソンでも200W程度です。

(まあ吸引率はあくまで目安ですが)

おうちはフローリングでしょうか?カーペット敷でしょうか?畳の部屋もあるでしょうか?

ヘッドの形(それだけじゃないですが)によって得意な場面とそうでない時があります。

例えば人気のマキタの掃除機。

ヘッドはシンプルな形状なので、毛の長い絨毯などは不得意です。(絨毯用ヘッドのオプションもあります)

でもサブ機として、フローリングの階段などをさっと吸うのには軽くて便利なのです。

そしてスティック型の多くが紙パックではなく、サイクロン式やカプセル式です。

これらはそのたびに中のごみを捨てないといけないので、その際細かいゴミはふわっと舞い散ったりしやすいです。

そして、フィルターなどを定期的に洗浄しないとゴミが詰まって吸い込みが極端に悪くなります。

紙パック式ならいっぱいになった紙パックをポイと捨てるだけで簡単。

ただし、紙パック代がかかってきます。


スティック型にも細長くて持ち手のところにバッテリーが入ってるタイプと、吸い口側にバッテリーがついているのものとあります。

手元にバッテリーがある機種は重心が上にあるため、どうしても重さを感じやすいです。

そこで1.1Kや1.4Kなど、軽量化されたものが出ています。

重心が下にあるタイプは取り外してハンディとして使えるものが多いですね。

ただ、ヘッド部分の管が太いので、狭い部分のお掃除にはちょっと不便な場合もあります。

でも重心が下のものは自立しやすいです。

スティック型の掃除機は自立しないものが多いので、収納場所も考えておく必要があります。

自立スタンド付きの商品もありますし、オプションで購入のものもあります。

手元にストラップがついていて、ひっかけ収納ができるタイプもありますよ。

また、バッテリーが、取り外し可能か内蔵型かも調べておくと安心です。

携帯電話と同じく、充電池は2.3年で取り換えが必要になってくる物がほとんどです。

その際、バッテリーが取り外し可能なら新しいバッテリーを購入するだけですが、内蔵型ならショップに依頼して変えてもらうか、メーカーに送って変えてもらう必要があり、その際バッテリー台と別に送料や工賃が発生する可能性があります。

この辺のことは販売員さんが教えてくれることが少ないと思いますが、後からしまったと思ってしまうポイントです。


また、充電池が取り外しできるタイプなら、買い足して使いまわせば稼働時間が2倍になって、家じゅうをお掃除するのに十分な時間が得られますね。

充電池だけなら1万円から15000円くらいでしょうか。


掃除機も今や多彩なラインナップがあり、LEDランプでゴミが見やすいとか、モーターが違うとかやゴミ選別の方法が違うとか、語りだすとキリがないのですが、掃除機の購入を考えたとき、ショップで実際に手に取る機会があったらご自身のお家で使うシーンをイメージしてみてくださいね!

ショップの店員さんはとてもよく商品のことをご存じですが、「売りたい商品」の良いところばかりをセールスしがちです(笑)

基本的には「軽くてよく吸う」完璧な商品はなかなかありません。

軽くするにはヘッドを小さくするとか、モーターを小さくするとかどこかを削っています。

そこそこ吸って、けっこう軽い。(自分にとって)購入後の手間が少ない。

このことを意識してみてくださいね(^_-)-☆


自宅は三菱キャニスターとマキタスティック掃除機の2台持ちです。

全体の掃除にはキャニスターで、階段や子供の食べこぼしをさっと吸いたいときはマキタが登場します。

私はサイクロンがどーも苦手なのでどちらも紙パック式です。

ここら辺はお好みですが、年に2回くらいは「掃除機が吸わない!」と修理依頼の掃除機を預かります。

その時はたいていサイクロン式で、フィルターの目詰まりが原因だったりします。

紙パックのコストがかからない代わりに、サイクロン式はフィルターやダストボックスのお手入れが必要なことは覚えておきましょうね!


 キャニスター型は1万円未満から6万円くらいまで、スティック型は1万円台のものから10万円近いものまで様々ですがスティック型の方が値段が高くなりがちです。

値段が高いものは色々なオプション(部品)がついていることが多いです。

布団ノズルとか、隙間ノズルとかですね。

要らない物もセットの時もあるので、セット品も事前に調べておくといいですよ。

あとスティック型は基本うるさいです(笑)


掃除機買い替えのご相談も、電話一本で喜んで参上します!

ご相談ください!!










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